【めまい専門家が解説】
原因不明の「ふわふわめまい」はPPPDかも? あなたの症状をチェック&鍼灸で改善へ

こんにちは!
大田区・大森の「おおた鍼灸院 大森」の院長・太田です。
最近、私の治療院には、ある共通のお悩みを持った方が多くいらっしゃいます。
皆さん、最初は「疲れかな?」「ストレスかな?」と思っていた不調が、いつの間にか数ヶ月、人によっては数年も続く、先の見えない不安の中にいらっしゃいました。
そして、カウンセリングで涙ながらにこうおっしゃるのです。
「この辛さ、誰にもわかってもらえないんです…」と。
私は、その言葉を聞くたびに、強く思います。
この症状は決して「気のせい」などではないこと、そして、同じように一人で悩み、インターネットの情報を必死で探している方が、この瞬間もたくさんいるはずだ、と。
そこで今回は、そんなあなたのためにこの記事を書くことを決心しました。
最初にもお伝えしたように、当院にも、
「3ヶ月以上、地面が揺れるような、ふわふわしためまいが続いている…」
「病院で検査しても『異常なし』。でも、この不調は確かにある…」
「人混みやスーパーに行くと、クラクラして立っていられない…」
こんなお悩みで来られる方が結構いらっしゃいます。
もしあなたが今、このような状況で、出口の見えないトンネルの中で、たった一人で不安と戦っているのだとしたら、この記事はあなたのためのものです。
この記事を読み終える頃には、あなたの不調の「正体」がわかり、改善への具体的な光が見えてくるはずです。
終わらない「めまい」のトンネル、一緒に抜け出しませんか?
あなたはこれまで、毎日こんなことを感じながら、本当に辛い毎日を過ごされてきたことと思います。
☑️ 朝、目覚めた瞬間から始まる、地面が揺れるような感覚。
☑️ キッチンに立って料理をするだけで精一杯。
☑️ 大好きだった散歩も、いつめまいが強くなるかわからないから怖い。
☑️ 電車やバスに乗るのが不安で、だんだん外出すること自体が億劫になってしまう。
☑️ 朝、目覚めた瞬間から始まる、地面が揺れるような感覚。
☑️ キッチンに立って料理をするだけで精一杯。
☑️ 大好きだった散歩も、いつめまいが強くなるかわからないから怖い。
☑️ 電車やバスに乗るのが不安で、だんだん外出すること自体が億劫になってしまう。
さらに一番つらいのは、この苦しみを周りの人に理解してもらえないことかもしれません。
「見た目は普通」だから、「気の持ちようじゃない?」「考えすぎだよ」なんて言われて、深く傷ついた経験もあるかもしれません。
でも、あなたは一人ではありません。
当院にも、同じようにPPPDで悩み、先の見えない不安に涙を流されていた方が、これまで大勢いらっしゃいました。
そして、その多くの方が、今では笑顔を取り戻し、「めまいに支配されない生活」を送っています。
この記事は、鍼灸師としての私の知識の集大成であると同時に、これまで一緒に戦ってきた患者様たちの希望の記録でもあります。
ぜひ、最後までお付き合いください。
PPPDって、いったい何?
さて、まずは敵の正体を知ることから始めましょう。
PPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)…なんだか漢字ばかりで難しそうですよね。
ご安心ください。一言でいうと、
PPPDとは、「脳が“めまいのクセ”を覚えてしまった状態」のことです。
もっと分かりやすく、例え話をしてみましょう。
皆さんは、昔やった大きなケガの痕が、雨が降る前になるとズキズキ痛む…なんて話を聞いたことがありませんか?
ケガそのものはとっくの昔に治っているのに、体は「痛かった記憶」を覚えていて、何かのきっかけでその痛みを再現してしまうのです。
PPPDも、これと非常によく似ています。
めまいの「最初のきっかけ」(例えば、過去にかかった耳の病気など)はもう治っているのに、あなたの脳が「めまいが起きた時の、あの嫌な感覚」だけを鮮明に覚えていて、それを何度も何度も再生し続けてしまっている状態なのです。
これが、検査をしても「異常なし」と言われる理由です。
耳や脳の機能に物理的な問題が起きているわけではなく、いわば「脳のシステムが、ちょっとした勘違いを起こしている」だけなのです。
▼PPPDの“3大あるある”症状
あなたの症状と比べてみてください。きっと「そうそう!」と頷けるはずです。
1. 常にふわふわ・ぐらぐら
患者様はよく「まるで船の上にずっと乗っているみたい」「雲の上を歩いている感じ」と表現されます。激しくグルグル回るめまいではなく、常にまとわりつくような浮動感が特徴です。
2.立ったり、動いたりすると悪化
座っている時や寝ている時はまだマシなのに、立ち上がったり、歩き出したりすると途端に症状が強くなります。「立っているだけで体力を消耗する」と感じる方も少なくありません。
3.目で見る情報にとても弱い
これがPPPDの非常に特徴的な症状なのですが、
# スーパーのカラフルな商品棚
# たくさんの人が行き交う駅のコンコース
# スマホやPCの画面をスクロールする動き
# スーパーのカラフルな商品棚
# たくさんの人が行き交う駅のコンコース
# スマホやPCの画面をスクロールする動き
このような視覚的な刺激が脳の処理能力を超えてしまい、めまいを誘発してしまうのです。
あなたのPPPDはなぜ始まった? 考えられる2つの原因

では、なぜあなたの脳は「めまいのクセ」を覚えてしまったのでしょうか?
その原因を、「西洋医学」と「東洋医学」という2つの視点から、深く掘り下げていきましょう。
脳が勘違いを起こすまでには、いくつかのステップがあります。
ステップ1:【引き金】
最初のめまい体験
PPPDを発症する方のほとんどは、その前に「引き金」となる出来事を経験しています。
☑️ 耳の病気:
メニエール病、前庭神経炎、良性発作性頭位めまい症(BPPV)など
☑️ 心の不調:
パニック発作、不安障害など
☑️ その他:
むちうち、頭部のケガなど
☑️ 耳の病気:
メニエール病、前庭神経炎、良性発作性頭位めまい症(BPPV)など
☑️ 心の不調:
パニック発作、不安障害など
☑️ その他:
むちうち、頭部のケガなど
この「最初の激しいめまい」が、脳に強烈な恐怖体験として刻み込まれます。
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ステップ2:【防御反応】
体がガチガチに緊張する
一度でも強いめまいを経験すると、私たちの体は「もう二度と倒れたくない!」と、無意識のうちに防御モードに入ります。
そして、こんな動作が出てしまうのです。
☑️ 首や肩にグッと力を入れて、頭を安定させようとする
☑️ 地面から足が離れるのが怖くて、すり足気味になる
☑️ 常に周りをキョロキョロと警戒する
☑️ 首や肩にグッと力を入れて、頭を安定させようとする
☑️ 地面から足が離れるのが怖くて、すり足気味になる
☑️ 常に周りをキョロキョロと警戒する
このように、全身がガチガチに緊張し、常に臨戦態勢になってしまいます。
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ステップ3:【誤学習】
脳が「緊張モード」を解除できなくなる
ここが一番の問題です。
引き金となった病気は治ったはずなのに、脳は「緊張モード」を解除する方法を忘れてしまいます。
例えばこんな状態です。
あなたの家に一度、泥棒が入ったとします。もう犯人は捕まり、鍵も新しくして安全なはずなのに、夜中に少しでも物音がすると『また泥棒かも!』と心臓がドキッとして、体がこわばってしまいますよね。
PPPDの脳は、まさにこの状態なんです。
ほんの少しの体の揺れや、目からの情報を「危険信号だ!」と過剰に捉えてしまい、自動的にめまいと体の緊張を引き起こしてしまうのです。これが「脳の勘違い(誤学習)」の正体です。
めまいの震源地は『脳』じゃない? 体のSOSサインを読み解く東洋医学

一方で、私たち東洋医学では、PPPDを「脳だけの問題」とは考えません。
めまいは、「体全体のバランスが崩れた結果、頭に現れたサイン」と捉えます。
あなたの体の中では、今どんなバランスの乱れが起きているのでしょうか?
ここでは、東洋医学の考え方を可愛いキャラクターたちに登場してもらって、楽しく解説しましょう!
キャラクター1:水はけが悪い「水滞(すいたい)」くん
特徴:
体の中に余分な水分や湿気が溜まってしまっているタイプ。
重だるく、頭に霧がかかったようなめまいを起こします。
「雨の日や台風が近づくと調子が悪い…」というあなたは、この子の影響を受けているかも?
原因:
冷たい飲み物や食べ物の摂りすぎ、甘いものの過食、胃腸の働きの低下など。
キャラクター2:エネルギーが暴走する「気逆(きぎゃく)」さん
特徴:
本来は全身をスムーズに巡るべきエネルギー(気)が、ストレスなどで乱れて頭に突き上げてしまっているタイプ。
のぼせや頭痛を伴う、ふわっとしためまいを引き起こします。「イライラしたり、不安になったりすると症状が悪化する」なら、この子の仕業かもしれません。
原因:
精神的なストレス、考えすぎ、目の使いすぎなど。
キャラクター3:元気の源が足りない「腎虚(じんきょ)」タイプ
特徴:
生命エネルギーの貯蔵庫である「腎(じん)」が弱っているタイプ。
加齢や過労でエネルギー不足になり、立つとふらつくような、根っこがないようなめまいを感じます。耳鳴りや足腰のだるさを伴うことも多いです。
原因:
睡眠不足、慢性的な疲労、加齢など。
いかがでしょうか?
あなたを悩ませるめまいの背景には、このような体質的な問題が隠れていることが多いのです。
そして、これら複数のタイプが複雑に絡み合っているケースも少なくありません。
東洋医学では、めまいという「症状」だけを見るのではなく、その根本にある「体質の乱れ」を見つけて整えていきます。だからこそ、薬では届かなかった部分にアプローチできるのです。
なぜあなたのPPPDは薬で治りにくいの?

ここまで読んでくださったあなたは、すでにお気づきかもしれません。
病院で処方されるお薬(抗うつ薬や抗不安薬など)は、ステップ3で解説した「脳の過剰な興奮(勘違い)」を鎮めるためには、確かに有効な場合があります。
しかし、残念ながら
- ステップ2で固まってしまった「首や肩のガチガチな緊張」を直接ゆるめる作用はありません。
- 東洋医学でいうところの「水滞くん」や「気逆さん」といった体質の問題を根本から解決するものでもありません。
- リハビリも非常に良い治療法ですが、「そもそも体を動かすこと自体がつらい」という状態では、続けるのが難しいという現実もあります。
私は決して西洋医学を否定しているわけではありません。
私がお伝えしたいのは、西洋医学的なアプローチに、私たち東洋医学の「体全体を整える」という視点をプラスすることこそが、PPPD克服への一番の近道になる、ということです。
鍼灸がPPPDの「脳の勘違い」をリセットできる3つの理由
ここからが本題です。
では、なぜ鍼灸が、薬では改善しなかったPPPDに対して効果を発揮できるのでしょうか?
その秘密は、鍼灸があなたの体に対して行う、3つのパワフルなアプローチにあります。
ガチガチの心と体を強制的にリラックスさせる
脳に続く「命の道路」の渋滞を解消する
脳の「勘違い」をリセットする安心情報を届ける
「どういうこと?」と思われましたか?
大丈夫です。一つずつ、誰にでもわかるように解説していきますね。
理由①:「リラックススイッチ」を強制的にONにする!
私たちの体には、活動時に働く「アクセル(交感神経)」と、休息時に働く「ブレーキ(副交感神経)」があります。この2つを合わせて自律神経と呼びます。
PPPDで悩むあなたの体は、常に危険を察知して、このアクセルがベタ踏みされっぱなしの状態です。これでは脳も体も24時間戦い続けているようなもので、休まる暇がありません。
鍼灸施術は、この自律神経のバランスを整えるのが非常に得意です。
特定のツボに鍼をすることで、体の緊張を強制的にオフにし、リラックスモードのスイッチ(副-交感神経)を優位に働かせることができます。
この「強制リラックス」の状態を体に何度も経験させることで、脳は「あ、なんだ、アクセルを踏み続けなくても大丈夫なんだ」と学習し始め、過剰な緊張状態から徐々に抜け出していくことができるのです。
理由②:「頭への道路」の交通渋滞をスッキリ解消する!
次に、あなたの首や肩を触ってみてください。ガチガチに固まっていませんか?
首や肩は、脳に新鮮な血液や酸素を送るための、いわば**「命の道路」です。しかしPPPDの方は、無意識の緊張でこの道路が常にひどい「交通渋滞」**を起こしています。
渋滞が起きれば、脳や、平衡感覚を司る耳の奥(内耳)に必要な栄養が届かなくなります。これでは、めまいが起きやすくなるのも当然です。
鍼灸は、この筋肉のコリ(交通渋滞)のポイントに直接アプローチできます。
鍼で深層部の筋肉をゆるめることで、血流が劇的に改善します。頭への道路がスムーズに開通し、脳や耳が正常に働くための環境が整うのです。

理由③:「大丈夫だよ」という安心情報を脳に直接届ける!
そして、これが最も重要なポイントかもしれません。
脳は常に、体中のセンサーから送られてくる情報をもとに、「今、自分は安全か?危険か?」を判断しています。
ガチガチに緊張した筋肉からは、「危険だ!」「異常事態だ!」というネガティブな情報が脳に送られ続けます。これでは、脳が勘違いを解くことはできません。
そこで鍼灸の出番です。
施術によって筋肉がゆるみ、血流が良くなり、体がポカポカと温まってくると、今度は「気持ちいい」「リラックスしている」「大丈夫だよ」という、たくさんのポジティブな「安心情報」が脳に送られます。
この「安心情報」を繰り返し脳にインプットしてあげることで、脳はついに、「もう過剰に警戒する必要はないんだ」と再学習を始めます。
これこそが、PPPDの根本原因である「脳の勘違い」がリセットされる瞬間なのです。
当院のPPPD治療はここが違う!オーダーメイド施術の流れ

「鍼灸が良さそうなのはわかったけど、実際どんなことをするの?」
そんなあなたの不安を解消するために、当院の施術の流れを少しだけご紹介させてください。
私たちは、流れ作業のような治療は一切いたしません。あなたのためだけの、完全オーダーメイドの施術をお約束します。
ステップ1:【最重要】あなただけの「めまいの設計図」を読み解くカウンセリング
私たちは、あなたの「症状」だけを聞くことはしません。
いつから始まったのか、どんな時に悪化するのかはもちろん、あなたの食生活、睡眠、お仕事、ストレスに感じること…一見めまいとは関係なさそうなことまで、じっくりお話を伺います。
なぜなら、その全てに改善へのヒントが隠されているからです。あなたの人生の物語を共有するところから、治療は始まります。
ステップ2:体からのサインを見逃さない東洋医学的チェック
あなたの体は、言葉以上に多くのことを語ってくれます。
お腹の硬さや冷え、舌の色や形、手首の脈の強さなどを丁寧に診させていただき、先ほど登場した「水滞くん」や「気逆さん」など、あなたの体質(めまいの設計図)を正確に読み解いていきます。
ステップ3:最小限の刺激で最大限の効果を出す“おおた式・優しい鍼”
「鍼って痛そう…」というイメージをお持ちかもしれませんが、ご安心ください。
当院で使う鍼は、髪の毛ほどの細さです。刺激もごくわずかで、多くの方が「え、もう刺さってるんですか?」と驚かれます。
むしろ、施術中に気持ちよくて眠ってしまう方がほとんどです。あなたの体の反応を丁寧に見ながら、最小限のツボで最大限の効果を引き出します。
ステップ4:お家でできる「魔法のセルフケア」の伝授

施術の効果を長持ちさせ、あなた自身がめまいをコントロールできるようになるために、ご自宅でできる簡単なセルフケアや食事、生活習慣のアドバイスを必ずお伝えしています。二人三脚で、めまいの起きにくい体質を根本から作っていきましょう。
喜びの声:めまいのトンネルを抜けた方々のストーリー

ここで、実際に当院でPPPDを克服された方の声(※)を少しだけご紹介させてください。
次は、あなたの番です。
(※プライバシーに配慮し、内容は一部変更しています)
Aさん(40代・主婦)
「諦めていた電車の外出ができるようになりました!」
メニエール病を繰り返した後、常に船酔いのような状態が続くPPPDになりました。特に電車がダメで、2駅先に行くのにも覚悟が必要な状態…。
太田先生の所に通い始めて、まずガチガチだった首と肩がフワッと軽くなるのを感じました。5回目くらいの治療の後、ふと『あれ、最近電車の揺れが気にならないかも』と思えるように。
今では、以前のように友人と都心でランチを楽しめるまでになりました。諦めなくて本当に良かったです。
Bさん(30代・デスクワーカー)
「仕事中のめまいが改善し、集中力が戻りました」
一日中PCと向き合う仕事で、画面を見ていると目が回り、仕事に全く集中できない状態でした。病院では『ストレスですね』と言われるだけで…。
こちらでは、私の生活習慣から原因を紐解いてくださり、目の疲れや自律神経の乱れを整える治療をしてもらいました。週1回の治療を2ヶ月続けた頃には、仕事中のめまいがほとんどなくなり、生産性も上がりました。
何より、仕事への恐怖心がなくなったことが一番嬉しいです!
今すぐできる!PPPDを悪化させないための3つの生活習慣
鍼灸院に行くのはまだ少し勇気がいる…というあなたのために、今日からご自宅でできるセルフケアを3つ、特別にお教えします。
これだけでも、症状が少し楽になるはずですよ。
①「見る情報」を意識的に減らす
PPPDの脳は、視覚情報に疲れ切っています。
これらを意識して、脳を情報過多から解放してあげましょう。
☑️ スマホを使う時は、画面の明るさを下げ、ダークモードに設定する。
☑️ 目的もなくSNSをダラダラ見る時間を減らす。
☑️ PC画面にはブルーライトカットフィルムを貼る。
- スマホを使う時は、画面の明るさを下げ、ダークモードに設定する。
- 目的もなくSNSをダラダラ見る時間を減らす。
- PC画面にはブルーライトカットフィルムを貼る。
②首を温める「蒸しタオル習慣」
首の後ろを温めることは、血流を改善し、自律神経を整えるのに非常に効果的です。
寝る前に行うと、睡眠の質も上がりますよ。
1. 濡らしたタオルを固く絞り、電子レンジで1分ほど温めます。
2. 火傷に注意しながら、首の後ろ(髪の生え際あたり)に当て、3〜5分ほどリラックスします。
- 濡らしたタオルを固く絞り、電子レンジで1分ほど温めます。
- 火傷に注意しながら、首の後ろ(髪の生え際あたり)に当て、3〜5分ほどリラックスします。
③「ゆっくり動く」を徹底する
急な動きは、脳を混乱させ、めまいを誘発します。
こんな時にゆっくり動くだけで、脳が感じる「危険信号」を減らすことができます。
- 朝、ベッドから起き上がる時は、一度座って一呼吸おいてから立つ。
- 後ろから呼ばれても、ガバッと振り向かない。体ごとゆっくり振り返る。
- すべての動作を、いつもの「0.8倍速」で行う意識を持つ。
- 朝、ベッドから起き上がる時は、一度座って一呼吸おいてから立つ。
- 後ろから呼ばれても、ガバッと振り向かない。体ごとゆっくり振り返る。
- すべての動作を、いつもの「0.8倍速」で行う意識を持つ。
よくある質問
Q: 本当に鍼で、長年のめまいが良くなるんですか?
A: はい、多くの方が改善を実感されています。もちろん100%ではありませんし、効果には個人差があります。しかし、これまで何をしてもダメだった方が、鍼灸によって生活の質を取り戻しているのは事実です。
PPPDは「脳の勘違い」と「体の緊張・不調」が合わさった状態です。鍼灸はその後者の部分に根本的にアプローチできるため、改善の可能性は非常に高いと考えています。
Q: どのくらいのペースで、何回くらい通えばいいですか?
A: 症状の重さや体質によりますが、最初の1〜2ヶ月は、週に1回のペースで通っていただくのが理想です。ここで集中的に体の状態を底上げし、脳に「安心情報」をインプットしていきます。
症状が安定してきたら、2週間に1回、月に1回と間隔を空けて、再発しない体づくりを目指します。
Q: 病院の薬と併用しても大丈夫ですか?
A: はい、全く問題ありません。多くの方が、お薬と並行して通院されています。
急にご自身の判断でお薬をやめるのではなく、お体の状態が改善していくのに合わせて、お医者様と相談しながら調整していくのが良いでしょう。
Q: 鍼は痛いですか? 跡は残りますか?
A: どうぞご安心ください。当院で使う鍼は、注射針とは全く違う、髪の毛ほどの細さのものです。痛みを感じることはほとんどなく、「心地よい響き」を感じる程度です。
内出血が起こる可能性はゼロではありませんが、数日で自然に消え、跡が残ることはありません。
おおた鍼灸院 大森
初めての方でも安心して来院いただけるよう丁寧なカウンセリングを心がけています。
🚶 アクセス:
京浜東北線大森駅・徒歩4分
〒143-0023
東京都大田区山王2丁目7番27号旭ビル1階
🕒 営業時間: | 平日 9:00〜19:00 土日祝 9:00〜17:00 |
🚫 定休日: | 水曜日・木曜日 |
さいごに|あなたの髪と心が、ふたたび輝くように
ここまで長い文章を最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
それは、あなたが今のつらい状況を、本気で変えたいと強く願っている証拠です。
PPPDのめまいは、「気のせい」でも「怠け」でもありません。
あなたの脳と体が、必死に発している「助けて!」のサインです。
そして、そのサインの読み解き方と、正しい対処法は、確かに存在するのです。
もう、一人で暗いトンネルの中を彷徨う必要はありません。
あなたがこれまで抱えてきた不安、つらさ、誰にもわかってもらえなかった悔しさ、そのすべてを、まずは私に聞かせてください。
あなたの話をじっくりと伺い、あなたの体の声に耳を澄ませ、あなただけの「めまいの設計図」を解き明かします。
そして、改善への道を、私が責任を持ってナビゲートします。
つらい症状を一人で抱え込まず、ぜひ一度、私たちプロにご相談ください。
「おおた鍼灸院」のドアは、いつでもあなたのために開かれています。
お電話でのご相談、心よりお待ちしております。
おおた鍼灸院 大森
院長 太田
